ホーン交換の巻
新車を買って、まだ1Kmも走行しないうちに・・・早速改造です。
何が気に入らないかって??
それは軽やコンパクトカーのホーン(クラクション)
ペッ♪ と猫もよけない 鳴ったの? てな音の純正クラクション。
別に高級乗用車の渦巻きホーン・・とは言いませんが、
せめて猫にはよけて欲しいので、まずはホーンの交換です。
猫もよけない純正ホーンの音はこちら
今回選んだのは、いくつかのメーカーで純正に採用されている マルコホーン
ここのディスクホーンのSM70−Dで低音、高音のセット品です。
ジムニーの純正採用のデンソーにしようかとも思ったのですが、
周波数の明記が見当たらなく、音調が不安だったので、マルコに決定。
低音350Hz 高音420Hz で周波数的には標準〜て組み合わせです。
周波数構成比が5:6でバランスのよい不協和音の構成ですね。
この数の小さいほど、差が少ないほど、イラっと来ない音になります。
例えば多くの人に心地よいと言われるホーンとしては、
低音400Hz 高音480Hz=構成比5:6のセルシオなどのホーンがあります。
実際は周波数以上に音色が大きく関係しますがネ・・・。
用意したパーツは M6のボルト・ナット・大型のワッシャー
これはM8でもいいのですが・・・、
DIYセンターや、エーモン等のM8だとボルト頭が13mmになります。
国産車に13mmや11mm、9mmボルトは使いたくないので(工具が増える)
M6をチョイス、その代わりに大型のワッシャーをかませます。
このM6だとボルト頭が10mmで他にも自動車の中で多数使われています。
あとは、エーモンの圧着平端子のセット。
なんと親切にも10センチほどのメスコネクター付きのケーブルが2本
セットされていました。 これなら 二股にしてオスのコネクターを付けるだけで
簡単に分岐できます。
マルコえらい。
まずはエンジンルーム
お約束のバッテリーの−端子を外します。
フロントグリルを ポチッと外すと 出てくるのはデンソーの純正ホーン
なんと(知っていましたが)シングルホーン。 これじゃ〜猫も避けないでしょう。
ボンネットオープンケーブルの留め具の穴を利用します。
ケーブルはタイラップで止めておきます。
サクッと工作時間10分。
純正よりはかなりマシな音になりました。
録音している条件は同じです。 音量も大幅にアップしていますね。
さて今回は 単純にノーマルの配線を二股にして二つのホーンを並列に繋ぎました。
ここで問題です(笑)
(よくいるんですよね〜 まことしやかに仰る方が・・、メーカーが・・・、ショップが・・・・。)
○シングルホーンをダブルにするときはリレーが必要だとか・・?。
○電動パワステだと(万一ヒューズが飛んだ場合) パワステに影響が出るとか・・・?。
○ホーンへの配線が1本だとリレー式とか、2本だとマイナスコントロールだとか・・・・?。
○エアーバックが誤動作するとか・・・・・?。
社外ホーンで超有名な○ツバや今回のマルコでも似たようなこと言ってるんですよね〜
まあ対象の車が不特定多数なので、最大公約数を取っての安全策(いいわけ)なのでしょうが・・メーカーとしてハズイよ。
答えは↓
●まずリレー・・・JB23Wジムニーにはそもそもリレーが入っています。
なので2重にリレーを入れる必要は 全くなし!。
●次にパワステ・・・そもそも回路が違います! 関係なし!
●ついでに回路の容量・・・JB23Wジムニーのホーン回路は、ハザード回路と共用です。
リレーユニットはリヤワイパーと共通ですが、回路は別なので、電気的にはハザードのみ。
この回路に15Aのヒューズです。 1つ3Aのホーン2個でも余裕です。
(このヒューズを20Aに差し替えるだけで、1つ4Aの渦巻きホーン2個でも余裕ですね。)
●ホーンへの配線の数なんて、最低で1本あれば動作させられるもので、
近所に良好なアースポイントがないので2本にしているだけの設計が殆ど、
よって、配線の数でリレーが入っているとか否とか・・・解る訳ないだろぉ〜って(笑)
●エアーバッグに至っては、もはや笑い話のマンガですね。
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